小庵のウィスキーの勧め
こんばんは、小庵です
今宵はウィスキーです
お酒は好きだけどウィスキーはまだというあなたへ
朝ドラ「マッサン」や、日本のウィスキーが世界で数々の賞を受賞したり、今や日本中でウィスキーに注目が集まっています
あなたも、この機会に、ぜひ、ウィスキーをはじめてみませんか?
1. ウィスキーの魅力って?
まずは、ウィスキーの魅力からお話します
私はつぎの3つに魅力を感じます
ひとつめは、お酒の強い人だけでなく、お酒の弱い人にもおすすめできるもの、ということ
ウィスキーはアルコール度数が高く(通常40°~45°)、弱い人には無理、と考えがちですが、決してそんなことはないです
私もお酒は弱いです、実は
ビールやワインは栓を開けると、原則飲み切りですが、ウィスキーは栓を開けた後も常温で長期保存が可能です
少しずつ飲んで構わないんです
なので、お酒の弱い人にもおすすめできるんです
もちろんお酒の強い人には、高い度数のパンチを存分に味わってもらえます
ふたつめは、いろいろな飲み方ができるもの、ということ
ストレート、ロック、水割り、ハイボール、カクテルなど
自分好みの飲み方で楽しむことができます
三つめは、長い年月の熟成が必要、ということ
ウィスキーづくりには、樽に入れて数年から十数年、長いものだと20年、25年、と長い年月の熟成が必要です
作り手の方たちの、子供を育てるような、愛情が必要、と考えます
手にしたウィスキーが、いつ仕込まれたものか、どういうふうに育っていったのか、想像しながらグラスを傾けると、自然と穏やかな気持ちになります
あなたにも、ウィスキーの魅力が伝われば、嬉しいです
2. ウィスキーの楽しみ方
ウィスキーの魅力のひとつに、いろいろな飲み方があると紹介しました
もう少し掘り下げてみましょう
ストレート
- 何も足さず、ウィスキーをそのまま味わいます
- 最初は大さじ1, 2杯をグラスに入れ舐めるように味わうところからはじめてみてください
- チェイサーを用意しておき、酔いを和らげましょう
トワイスアップ
- ウィスキーと水を1対1で割ったもの
- この状態が、一番ウィスキーの香りが立ちます
- 割る水は軟水が良いようです
ロック
- 氷が徐々に溶け、ウィスキーの香りや味の変化を楽しめます
- 氷は溶けにくいものがよく、冷蔵庫の氷よりはコンビニの氷の方が溶けにくいようです
水割り
- ロックに水を足します
- ウィスキーの度数になれないうちは、飲みやすい割合で飲んでみましょう
お湯割り
- 冬は水割りの代わりに
- 湯気と一緒にウィスキーの香りも立ち上ります
- 耐熱グラスを使うことをお忘れなく
- 水割りの水の代わりに、炭酸水で割ります
- さっぱりと飲めます
- そこにレモンやカシスを軽く搾ってもよいですね
カクテル
- ウィスキーをベースにしたものはいろいろとあります
- ゴッドファーザーやマンハッタンなど
- ウィスキーの別の一面を味わえます
- Barで楽しみましょう
自分の好みの飲み方を見つけてみてください
続いて、グラス
飲み方によってグラスを使い分けるのも楽しみになります
テイスティンググラス
- ウィスキーの香りを最大限楽しむための形です
- ワイングラスも同じようなチューリップ型ですね
- ストレートやトワイスアップに使います
ロックグラス
- 氷を入れやすいように口が大きいものです
- 底が厚く重量感があります
- ロックや水割りに使います
タンブラー
- ロンググラス
- 水割りやハイボールに使います
ショットグラス
- 一口サイズのグラス
- ストレートに使います
- 一口サイズとはいえ、一気飲みは控えましょう
自分好みのグラスを探してみてください
3. ウィスキーの種類
ウィスキーは、同じ場所、同じ人、同じ材料、同じ作り方で、同じ時に作っても、熟成させるために使う樽ごとに違うものになります
それは、樽の個性だったり、樽を置いた場所だったり、樽の中で熟成させる時間だったりがウィスキーに影響するからです
基本的に複数の樽の原酒をバッティング(混ぜ合わせ)して商品化します
ブレンダーと呼ばれる人は、個性の異なるそれぞれの樽の原酒から、いつもの、例えば「山崎」の味になる、組み合わせを見つけるのです
まさにプロの技ですね
樽の個性は、ウィスキーに使われる前に、何に使われていたか、が大きく影響します
新品の樽、バーボンやシェリー酒、ワインの醸造に使った樽などなど
はい、ウィスキーを熟成させる樽は、ほかのお酒の醸造に使った樽も使うんです。
また、木材の種類も影響します
ヨーロピアンオーク、ホワイトオークなど
まさに千差万別です
そして、ウィスキーには作る材料によっていくつかの種類があります
モルトウィスキー
- モルト(大麦を発芽させたもの)のみを使って作ったウィスキーのこと
- ひとつの蒸留所のモルト原酒のみをバッティングしたものをシングルモルトと言います
- 例えば「余市」は、ニッカ余市蒸留所で作られたモルト原酒のみをバッティングして作られたシングルモルトウィスキーです
グレンウィスキー
バーボンウィスキー
- トウモロコシを51%以上使って作ったウィスキーのこと
- 単独銘柄として世界一の売り上げの「ジャックダニエル」はバーボンとほぼ同じだが、テネシー州で製造されていること、バーボンには無い工程があることから、テネシーウィスキーと呼ばれる
ブレンデットウィスキー
また、ウィスキーが作られている地域でも分けられています
ジャパニーズウィスキー
- シングルモルトやブレンデッド
- サントリーの「山崎」、「響」、ニッカの「余市」、「竹鶴」などは世界の賞を受賞している
- 小さい蒸留所ながら世界的に高く評価されている「イチローズモルト」がある(野球のイチロー選手とは関係ありません)
スコッチウィスキー
- ウィスキーといえばスコッチと思う人は多いと思います
- たくさんの蒸留所があります
- シングルモルトやブレンデッド
- シングルモルトでは、「ザ・マッカラン」、「グレンフィディック」など
- ブレンデッドでは、「ジョニーウォーカー」などなど
アイリッシュウィスキー
アメリカンウィスキー
- 代表はバーボン
- 「ジムビーム」、「ワイルドターキー」、「メーカーズマーク」など
カナディアンウィスキー
その他
- 上記が世界5大ウィスキーと呼ばれる地域ですが、そのほかの地域でも作られていて
- 私がいま注目しているのはインドと台湾です
- 特に台湾の「カバランウィスキー」は創業が2008年ですが、すでに数々の賞を受賞しており、世界中が注目している蒸留所です
- インドのウィスキーは、これから試そうと思っています
4.さあ、飲もう!
ウィスキーとひとくくりに言っても、多種多様なウィスキーがあります
迷ってしまいますね
以下は、初めての人に私がおすすめするウィスキーです
- ブレンデッド:「バランタイン17年」、「響」
まずは一本買ってみましょう
買うのをためらうのであれば、Barで一杯飲んでみて、決める、でもよいと思います
さあ、今夜は、どのウィスキーを、どのグラスで、どんな飲み方をしますか?
私は、「宮城峡」を「テイスティンググラス」で「ストレート」で飲みます~
いかがでしたか?
このブログをきっかけにウィスキー仲間が増えたら嬉しく思います
もちろんウィスキーネタは、まだまだ、このブログにアップしていきます
コメント、お待ちしてます!
2018年9月
小庵 !(^^)!
参考資料