茶藝館へ行って工夫茶を淹れてみよう!
こんにちは、小庵です!
あなたは茶藝館デビューしましたか?
今回は茶藝館について話をさせていただきます
興味がわいたら、ぜひ茶藝館デビューしてみてください
小庵の茶藝館デビューは台湾の九分で、です
あの有名な、テレビなどで紹介されている、茶藝館です
台湾旅行の際、台湾の友人に連れていってもらいました
あの頃は、中国茶や台湾茶は好んで飲んでいましたが、工夫茶には目覚めてなく、なんとなく
ああ、こういうところがあるんだ
ぐらいの印象でした
帰りがけにお店で売っていた茶器がとても綺麗で、買おうか迷ったけど、
工夫茶やってないし、いいや
と購入を見送り
以後、あれほど魅入られた茶器に出会っていない、と後悔してます
一期一会ですね
茶藝館とは?
お茶の種類やお店によりますが、自分で淹れるスタイルが多いです
古民家スタイル、カフェスタイル、個性的なスタイルなど、お店の雰囲気も楽しめます
お茶や茶器の販売もしていれば、飲んでおいしかったお茶や、使ってみて気に入った茶器を購入するのもありですね
注文する
さあ、何を注文しますか?
まだ中国茶や台湾茶に馴染みがないうちは、どんなお茶かわからないですよね
選び方は次のいずれかになると思います
- お店の人にお薦めを訊いてみる(はじめのうちは、癖がない飲みやすいものを選んでもらおう)
- 事前に調べて、候補を絞っておく(お店にない場合もあるので、数種類は選んでおく)
- メニューの説明を読んで決める
- えいや!
注文の際には、どういうスタイルで提供されるか、確認しても良いです
ポットか、茶壷なのか、
茶壷なら工夫茶ですね、期待が高まります
また、お茶に合わせて、茶菓子も注文してみませんか?
中国のお菓子があるお店なら、それもまた一興
工夫茶を淹れてみる
あなたの注文が工夫茶なら、手順は以下になります(お店の人が一杯目を淹れてくれることもあります)
茶道具については、下のブログを参考にしてみてください
小庵自宅での実践例です
1. 茶器(茶壷、茶海、茶杯)にお湯を注ぎ、温めておきます
2. 茶荷に入った茶葉をみてみます(葉の形、色、香りなど)
3. 茶壷のお湯を茶盤に流します
4. 茶匙を使って、茶葉を茶壷に入れ、お湯を半分程注ぎます
5. 一杯目は茶盤に捨てます(黒茶は洗茶、白茶、青茶は潤茶、という)
6. お湯を溢れるところまで注ぎ、泡を茶壷の蓋でそぎ落とし、そのまま蓋をします
7. お茶を蒸らすため、茶海と茶杯のお湯を茶壷の蓋の上からかけます(茶杯は小さいので茶挟を使います、滑らないように注意)
8. 待ちます(お茶によって待ち時間が異なるので、お店の人に確認しましょう)
9. 濾網を茶海に乗せお茶を入れます(直接茶杯に注がず、茶海を経由することで、お茶が程よく攪拌されます)
10. 濾網を外し、茶海から聞香杯に入れます(聞香杯がない場合は、茶杯に入れます)
11. 聞香杯に茶杯を被せ、ひっくり返します(熱いので無理をせず、注ぎ移しても良いです)
聞香杯を持ち上げると、お茶は茶杯に残ります(聞香杯のサイズと茶杯のサイズは同じなので溢れることはないです)
12. 聞香杯を鼻に近づけ香りを楽しみます(聞香杯は香りを楽しむものです)
14. 茶杯のお茶を楽しみます(だいたい三口で飲む目安)
15. 二杯目以降は聞香杯を使わなくて良いです
16. 茶海のお茶が無くなったら、6.に戻ります(蒸らしと聞香杯はスキップして良いです)
17. 満足するまで楽しんでください
茶藝館でお茶を楽しむ
お茶の楽しみ方は、人それぞれでよいと思いますが、次のような楽しみ方があります
同じお茶でも一杯目、二杯目、三杯目と味が変化します
複雑なものは、甘味、渋味、苦味が混在します
工夫茶の作法を自分の好きなように(工夫茶は日本の茶道ほど厳格ではありません)
茶藝館ごとに、扱っているお茶の種類に特徴があります
- 烏龍茶系がメインのお店
- プーアル茶(普洱茶)系がメインのお店
など
ぜひ、茶藝館へ行ってみて、最初の一杯を試してみてください
2018年10月
小庵 !(^^)!